メーカー製PCの多くはOSを選択しやすい件(SLP)なんだそりゃ~地デジチューナーユニット(SK-MTVHDUC)

2010年05月20日

タブレットペイントに向いているソフトウェア「SAI」4

今日たまたま本屋に出かけて立ち読みしていると、ろくな本無いなぁって中にちょっと目を引くものがあった。タブレットでの手書き用途にチューニングして開発されたペイントソフトウェア「SAI」というものがある事を。このジャンルもう長い間離れていたのでノーマークだった。

数冊の書籍が発刊されていて、まぁ扉絵はアレなのだが用途が別なのに使っちゃダメってことは無いので、お試ししてみることにした。立ち読みしてみた限りではかなり軽い動作で、ペンタブの動作がきびきびとしていて手書きにはうってつけらしいのだ。それに価格が安くて5,250円でラインセンスキーを購入するだけでずっと使えるとか。それにしてもDLしたファイルがフル版の方でも2MBちょいってスゲーシンプルさ。無駄なものは全く実装してないって感じかな。個人的にはこういう贅肉の付いてないソフトは大好きだ。気に入ったらライセンス購入しようっと。

さてとりあえず評価使用してみよう。ちなみにウチはWACOMのFAVOをずっと前に購入して使用している。元々PowerMacな時代にArtPadを大枚はたいて買った事もあり、その後USBデバイスのFAVO、今はもっと高性能で安いペンタブが各社から出ているので描きたいとか言う創作意欲の有る人は迷わずペンタブを使う事をお勧めしたい。

Macな時代にPainterを使っていたので、比較的軽いとは言われつつもペンタブを使うとどうもレスポンスが悪く、結局トレースを省き、ラフスケッチに直に着色していくという手法が私のPC上での描き方になっていた。まぁそれも結構良い感じには仕上がるのだが。しかし、SAIはラフスケッチから、ペン入れまで快適に行えるらしく、猛烈に試してみたくなった次第である。より完成度の高い、所謂CGの作成が可能と言えるだろう。

なんでもpixivでもPhotoshopに次いで人気のペインティングツールらしい。お試ししてみようって人は、いっその事CD-ROM付属のムック本を買っちゃうか(その方が安い場合もある)、SYSTEMAXよりダウンロードしてそのまま評価使用->気に入ったら送金->ライセンスキー入手出来るので気軽にためしてみてはどうだろうか。多くの本には、その道では名の売れた(全然知らないんだけど)作者がワークファイルを公開してくれてCD-ROMに収録しているのだとか。同じ種類の絵を描きたい人には先人の手法をまずは真似る事は近道だと思う。(芸術の世界でもきっとそうだったに違いない。絵を描く使う道具が変わっただけの話だろう)



ちなみに私はとりあえずペンタブのタッチがどう反映されるかやってみたかったので、適当な画像を下絵にして上からラフスケッチしてみた。画面右上に日数表示されているので評価中である事が分かる。

boots

実に適当な描き方だが、下馬評通りペンタブの追従性は非常に高く、これならトレース作業もかなり快適になるだろう。SAIは軽快な動作が売りのソフトウェアだと認識したので当然だとは思うが、これ位快適にペンタブが使えるとは正直思っていなかった。

ちなみにお試しで使ったPCのスペックはショボいものである。

  • IBM NETVISTA A40
  • CPU:Pentium4 1.8GHz
  • MEM:1GB
  • HDD:120GB
  • OS:WindowsXP SP3
  • VIDEO:ONBORD

多分これ位のPCなら各家庭でもう退役する位のものではないだろうか?SAIはWindows98からサポートされているらしいので、ぶっちゃけネットに接続せずにUSBメモリーやUSB-HDD経由でデータのやりとりをする手間を惜しまなければ、捨てちゃう様なPCがたちまち絵描き専用マシンになりうる可能性がある。

最近は大画面モニターも安くなったこの時代、せめてVIDEOカードだけは当時のそこそこの物に変更してやれば、マジに快適な絵描き環境作れるんじゃねぇの?って思えてきた。うーんちょっと欲が出てきたね。Windows2000辺りで、完全にスタンドアロン環境にしておいてむやみにパッチ当てなければホントにサクサクピュンピュン動いてくれるやも。もちろん新しい今時のPCなら普通に使えば良い。

このソフトウェアだけで完結させずとも、レイヤーのサポートも、主要なファイルフォーマットもしっかりサポートしているそうなので、SAIで描いてからPhotoshopと連携させて仕上げるとかいうのもありでしょう。もっとも私は職場のPCにはPhotoshopが入ってるけれど、自宅のプライベートなPCには入ってませんので、GIMPでこちょこちょやろうかなと。ま、手書きのテイストは大きく残したいので大幅にいじるって事は無いと思いますが可能性として広がることは嬉しいですね。

いずれにしてもSAIはパッケージ販売品では無くネットでのDLライセンス販売ゆえ、集めてこなければ情報がほとんどありませぬ。手っ取り早いのは数多く出版されているムック本を買うことかな。どれがいいんだろうか?っていう疑問はあるが。(何しろ描きたいものが違うからねぇ~)

もうちょっと我流で試してみて知りたい内容が出てきたらそれを解説してある本を買い求めてみようと思う。それまでは試行錯誤かな。あ、YouTube辺りに操作動画が上がっているらしいのでそういうのを参考にすると、なにがどう便利なのかが分かるかも。やり方は後で調べるにしても「こういう事が出来るのか!」って分かるのは近道かもね。




sasapurin at 21:34│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Windows | レビュー

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