※このカテゴリーでは、私が面白いと思ったマンガのみ記していきます。

ジャンル的には少女まんがらしいですが、熱血ものなので気にせず楽しめる作品ですね。かるた取り（百人一首）という競技がこんなに奥が深くて面白いものだと言う事を教えてくれる良作です。

かるた取りって、文系の競技というか（競技と思ってなかった）、祭り事みたいな印象を持っていたのですが、これはれっきとしたスポーツですね。将棋や囲碁に比べるとスピードと体力も必要ですし中々厳しい競技だと知りました。

この作品、ストーリーも良く考えられているし、絵も丁寧だし、キャラクターの個性等の設定がしっかりしているので非常に読みやすいです。アニメ化やドラマ化もされているらしいのでこの原作の良さは誰でも気づく良さなのでしょうね。

何か若い頃持っていたのにすっかり忘れていたものに気付かされそうなパワーを秘めています。こうなにかこみ上げてくるみたいな。少女マンガってこういうのは珍しいんじゃないかな？と思うのですが基本的に少女漫画は読まないので多くを比較する事が出来ませんが。

現在連載中で現在22巻が最新

ちはやふる(22) (Be・Loveコミックス) [コミック]

末次 由紀

講談社

2013-09-13

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ちょいエロ要素が含まれている学園もののマンガです。ジャンル的にはややコメディー要素が多いのですが、無駄に絵が上手いのであり得ないストーリーも結構リアルに読ませてもらえるので個人的にはかなり評価を高くしたい作品です。

ざっくりと記すと、女子校になぜか5名の男子生徒が入学して、肩身の狭い思いをします。女子生徒から虐げられながらも男子生徒はちょっとした喜びを感じつつ生き抜いていくというコメディものです。

一言付け加えるなら、どうしようもないくだらなささが面白いのです（ｗ

画力に加えてストーリーの構成も上手いので、ちょっと無茶な内容でもおもしろく読ませる作品だと思います。所々にちりばめられた笑いの要素がツボにハマる人ならこの作品を評価することは間違いないでしょう。読み手を選ぶ作品（好き嫌いが分れる）でもありますね。

9巻でストーリー展開が変化します。今後が楽しみの作品です。

連載中

監獄学園(9) (ヤングマガジンコミックス) [コミック]

平本 アキラ

講談社

2013-07-05

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ブッダとイエスがルームメイトで、地上で倹約しながら共同生活するっていう設定のコメディマンガ。仏教とキリスト教の一般的な知識があれば非常に面白いというか爆笑させられる場面が結構ある。

それぞれキャラクターの性格が面白く定義されていて、久しぶりに腹をかかえて笑わせてもらった。この手の作品は好き嫌いが確実に分かれるとは思うが、ハマれば確実に爆笑の連続なので一度読んでみていただきたい。

現在連載中で9巻が最新

聖☆おにいさん(9) (モーニングKC) [コミック]

中村 光

講談社

2013-08-23

※このカテゴリーでは、私が面白いと思ったマンガのみ記していきます。

この作品は結構前の作品ですが、私は最近知って読んだばかりです。

主人公の女性はアンドロイドで、それ以外にもアンドロイドのキャラクターは登場しますが、SF作品とは思えない位に人間との共生が違和感なく、ストーリーも平和で時の経過や風の音等を意識させられる、ゆるりとした心地の良い作品です。

殺伐とした現代にはかなり異色の作品ですが、これが描かれたのが随分前だと考えると、作者の当時の感性がかなり突出したものだったと思われます。独特の世界観を創りだすのに成功しているのが見事ですね。

ストーリー展開は、忙しすぎず、詰め込み過ぎず、むしろ足りない感じですが、それが心地よさと想像力をかきたててくれる良いバランスに仕上がっていると思います。完結に至るまでには少し方向性が変化したと思いますが、大きな軌道のズレはないと信じたいものです。

ゆるりとしたリラックスの時間に是非読んで欲しい良作です。よくあるゆるゆる系の退屈なマンガとは違うので気負いなく楽しめると思います。スクーターを始めとした乗り物等の小道具も良いですね。色々な謎がある本作ですが、それについてはコメントを控えておきます。

完結済

ヨコハマ買い出し紀行 1 新装版 (アフタヌーンKC)
著者：芦奈野 ひとし
講談社(2009-10-23)
販売元：Amazon.co.jp

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まだ第2巻が発売されたばかりですが、この先も途中で息切れしないような連載を続けてほしいと思う良作です。

現代の格差社会において、社会的弱者の立場から抜け出せない主人公が持てる能力を使って社会に主張していくエピソードが面白い。主張の方法が犯罪であることがこの作品の賛否を分けるところだろうが、現実に起きた事件に似た犯罪例を積極的に取り入れている為、連載を読んでいて非常にリアリティを感じるだろう。（ちなに私は連載でなく単行本で読んでいるので少し遅れている）

作品は描写が丁寧で、かつ細かい配慮の行き届いたストーリー性を持っているので、本当にこういう犯罪が起きても不思議ではないなと思えてくる。もちろん主人公の様な能力（知能）を持っていることが前提だが。

まだ始まったばかりで、チラリとしか見せていないストーリーがどう膨らんでいくかが読みどころだろう。この先の展開が非常に楽しみである。

現在連載中で2巻が最新

予告犯 2 (ヤングジャンプコミックス)
著者：筒井 哲也
集英社(2012-12-10)
販売元：Amazon.co.jp