ESXi
2010年05月08日
AmazonからUSBフラッシュメモリ届いたんでESXiサーバのリカバリー作業する
レビューって程でも無いのであれですが、VMWare ESXiのBOOT用に買ったUSBフラッシュメモリが今日届きました。いつもはクレジットカード決済なのですが、SONYのICチップカードリーダーを使いEdyで支払ってみたかったので、配達が多少遅くなるのを覚悟の上で注文したのですが、大阪圏は倉庫が有るので配達が早いですね。うれしい誤算でした。
さて、A-DATAの安物USBフラッシュメモリのおかげでESXiサーバが起動しなくなったままなのでリカバリー作業に入る事にしました。どこかにVMWare ESXi 4.0のインストールメディアが有ったはずだと記憶を掘り起こしたところ、ラベリングした記憶が無いので、おそらくCD-RWだろうと記憶を思い返し、RWのケースを探してみたところ出てきました。最新版をDLしてCD-Rに焼いた方がスマートですがDLに時間かかって焼くのに時間がかかって、それでもしインストールに失敗したら時間の無駄だなと、確実にインストール出来た前回のメディアを使用する事にしました。インストール後にバージョンアップ&パッチ適用します。
A-DATAのUSBフラッシュメモリは手元保管で、リカバリー成功した後にFORMATし直して再利用するつもりですが、既にケチついているのであんまり重要なデータは入れたくないですね。シリコンデバイスは結構こういうの多いみたいですから。
今回買ったのは下記のシリーズの2GB(810円)をチョイス。ESXiサーバは1GBちょっとオーバーのデータ領域が必要なのだ。この製品にしたのは単純に安かったのとTranscendは個人的に信頼出来るメーカーだと思っているから。
Transcend 1GB JetFlash V30 USBメモリ TS1GJFV30販売元: トランセンド・ジャパン
おすすめ度:
クチ コミを見る
Transcend 2GB JetFlash V30 USBメモリ TS2GJFV30
販売元: トランセンド・ジャパン
おすすめ度:
クチ コミを見る
ま、用途が用途だけに付属アプリとか全く考慮していません。選択基準は、信頼性、保証の有無(条件付きだが永久保証)、コストパフォーマンスってところだろう。率直な意見としてはキャップの形状が独特なのに外したらどこにもクリップしておけないのでどこかに置き忘れてしまう可能性あり、もしくはキャップと本体が離ればなれになる可能性大だなって感じです。実際ウチの用途ではT105本体の中にあるマザーボードのUSBコネクタに差し込んだままにするのでキャップは手元保管。一応保証書と一緒に保管しとくつもりだけどね。(A-DATAのは安物だったけれど本体のお尻にパチっとはめ込めたから無くす事はなかった)
続きを読む2010年05月06日
VMWare ESXi用にUSBフラッシュメモリ(2GB)を2つ調達しよう
ウチではDELLのPowerEdge T105というAMD Opteronクアッドコアのプロセッサが載った廉価版サーバーに、VMWare社が無償配布してくれているESXiサーバを使って仮想サーバとして稼働させています。最近冷却ファンの音が大きくなったので内部にホコリがたまったんだろうと内部掃除したのですが、起動したらUSBフラッシュメモリの読み込みに失敗したたぐいのエラーメッセージが表示されて起動しなくなりましたとさ・・orz
このT105はちょっとクセがあり、ESXiサーバの構成ファイルをSATAのHDDにインストールすることが出来ません。代わりに比較的安く購入出来るUSBフラッシュメモリにシステムをインストールし、内部マザーボードに備え付けのUSBポートに接続してそこからHDDの代わりにUSBフラッシュメモリでESXiサーバとして稼働させることが出来るのです。
続きを読む2009年10月29日
VMWare ESXiはVT-d対応マシンじゃないとPCIデバイスを使えない(涙
しかーし、ゲストOSの構成でPCIデバイスにリストアップされて来ない。ここにリストアップされないという事はホスト側で何かしなければならないんだろうなとホスト側の構成(「構成」-「詳細設定」)をチェック。ところが無情にも「ホストはパススルー構成をサポートしていません」と表示されている。
どういうこっちゃ?「VMWare ESXi PCIパススルー」をGoogle先生に問い合わせてみたところ、絶望的に無理だと分かった。
どうやらこのパススルーと言う機能は、ゲストOSからPCIデバイスに直にアクセスする(ホストマシンが関与しない)機能を言う様だ。これを実現しているのは、VT-d(Intel Virtualization for Directed I/O)という技術だとかで、Intelという時点でもうAMDなT105には無理って言うことだ。故に「ホストはパススルー構成をサポートしていません」と表示されている訳である。
んじゃインテル系のT100だったらOKだったのだろうか?それはT100を持ってない私には分かりません。ただ調べた限り、VMWare ESXiでPCIパススルーを実現するには、チップセットがなんたらじゃないとダメだとか言うマニュアルへの記述情報もあるので、色々と制限が厳しそうだ。もう個人的にはT105では無理と分かった時点で興味失せたので、調べた事の足跡だけ残しておきます。インテルなハードをお使いのVMWare ESXiユーザーはまだ可能性が残っているので調べてみてはいかがでしょうか?
という訳でトボトボと取り付けたテレビ録画カードを取り外してシンプルな構成に戻したのであります。TV録画サーバも集約出来たらホントに我が家に革命が起きたんだけどなぁ・・・惜しいもんだ。
VMware ESXi Enterprise 2P (1-Year 9x5 S465389-B21
クチコミを見る
VMWare ESXi 4.0.0凄いっ
先日買ったPowerEdge T105に単純にCentOS5.3をインストールして使うだけでも、我が家のサーバー事情がかなり改善されるのですが、余りにも世代が違うのでリソース余りまくりって事も想定出来ます。
そこでもうちょっと効率よくというか、もっと効果的に使えないかなと仮想化に方向性を振ってみました。職場では開発環境にXenを使ったり、VMWare Workstationを使っているのですが、自宅で仮想化は要らんやろと言う既成概念を取り除いてみたところ、これがかなり効果的ではないかと思えてきたのです。
まず、自宅では、FreeBSD7系で動いているWebサーバがあります。コイツのハードウェアは処理能力的にショボイので、既に今や常識となったphpなどで動的コンテンツを生成するCMSを動かすには厳しい状況にあることです。それが今回T105を購入するに至った理由の一つです。
更に自宅にはもう一台常時稼働しているマシンがあります。Windows 2000 Server Standerdです。コイツは自宅内のDNSとMySQLを動かしています。更にDDNSの更新を行うためのDiCEというツールを使っています。FreeBSDのddclientを以前は使っていたのですが、少しでも軽い方が良いなと、Windowsの方に役目を振ったのです。
これ以外にかみさんが調べ事をしたりするためのパソコンがUbuntuで動いているし、私のテレビ録画サーバもユーティリティの関係上WindowsXPです。録画サーバまで仮想化出来たら言う事無いのですが多分それは難しいだろうと思うので、下記のように計画をざっくりと立てて見ました。
DELL T105(AMD Opteron 1356 QuadCore & 4GB-Memory)
- Webサーバ(FreeBSD)
- DNSサーバなど(Windows2000Server)
- メールサーバ(Debian)
多分家庭用でT105を使う分にはハイパーバイザ上での仮想環境稼働でも余裕のリソース状況ではないかと思えます。XenやKVMがターゲットに上がります。しかしそこでVMWareが無償で提供してくれている、VMWare ESXiに着目してみました。なんとハイパーバイザ単体では35MB程度だとか。概念図を見るとこりゃXenよりもシンプルじゃないかと。
通常のVMWareはホストOSが必要ですが、ESXiはそれ自体がハイパーバイザとして稼動するとのこと。だからOSが要りません。これはすごすぎるでしょ
さらにこれはすごいです。可用性という一言で済ますにはよく考えられていると思います。企業などでは物理的なサーバー1台でカバーできなくなってしまうことや、そもそも現状がサーバーだらけでそれを集約したいというニーズもあると思います。一台あたりのハードウェアでまかなえるリソースを計算すれば、最新のサーバーマシン何台に集約できるかが容易に導き出せます。一昔前のハードウェアだったら、今時のハードウェア1台で5台分を賄えると計算しても1/5に集約できます。10台を2台にとか。
もちろん机上でしっかり計算しなくてはなりません。
ただ、それほどシビアにならなくてもよかったりする点がこのESXiの便利な点です。なぜならいわゆるゲストOSは仮想化されてファイルになっているので、リソースの状況によってネットワークを通じて別のサーバ上に引越しさせたりできるのです。このあたりのことはVMWare社のサイトでわかり易い動画で紹介されているので視聴することをお勧めします。言葉は英語でも基礎知識のある人なら余裕で理解できます。
続きを読む